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あの牛柄模様が帰ってきた! 米ゲートウェイ、日本のパソコン市場に再参入――日本市場向けの薄型ノートパソコンもラインナップ
2004年12月2日
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日本市場向けノートパソコンを前にした米ゲートウェイ 社長兼CEOのウェイン・イノウエ氏 |
米ゲートウェイ社は2日、記者説明会を開催し、同社社長兼CEOのウェイン・イノウエ(Wayne Inouye)氏により、過去に撤退していた日本のパソコン市場への再参入が発表された。eMachines(イーマシーンズ)ブランドの製品を取り扱う、石丸電気(株)、上新電機(株)、九十九電機(株)、(株)ノジマの販売網を通じて、10日よりゲートウェイブランドのデスクトップ/ノートパソコンの販売を開始する。
米ゲートウェイは過去に、米デル社と並ぶ直販パソコンメーカー大手として、1995年に日本法人を設立して日本のパソコン市場に参入していた。最新のCPUをいち早く製品に導入し、直販による低価格販売を行ない、先進的なパソコンユーザーの間では人気も高かった。農家から始まったという設立のエピソードを元にした、独特のかわいげのある牛柄模様(カウ・スポット)のパッケージを覚えている方も多いだろう。しかし2001年には米本国でのビジネス状況の悪化を受けて、海外でのビジネスを大幅に縮小。日本市場からも2001年8月29日に撤退をしていた。
米国でのビジネスを立て直した同社は、2004年3月に低価格パソコンで知られる米eMachines社を買収。米国のパソコン市場でシェア3位を確立して、いよいよ日本市場への再進出となった。過去の同社は、同社の直販サイトでの販売を中心としており、個人向けだけでなくコーポレート向けのビジネスも展開していた。しかし再参入後は、すでにeMachinesのパソコンを販売していた4社を通じての個人向け販売に注力し、直販サイトの展開やコーポレート向け販売は当面行なわないという。またゲートウェイブランドとeMachinesブランドは並行して展開され、eMachinesブランドは低価格高価値のバリューセグメントに引き続いて注力し、ゲートウェイブランドはプレミアムブランドとして、eMachinesより高めの価格で、最新の技術を用いた製品とより充実したサポートサービスを提供する。ゲートウェイブランドの製品は、365日24時間の電話によるサポートが提供されるほか、同社ウェブサイトからのライブチャットによるサポート、また日本撤退以前から行なっていた交換部品と写真入り手順説明書をユーザーに送り、ユーザー自身が交換を行なうことで修理に要する期間を短縮する“エンドユーザー部品交換プログラム”などのサポートシステムが用意される。
再参入と同時に、日本市場向けのデスクトップパソコン1機種とノートパソコン2シリーズ5機種が発表された。『Gateway705JP』は、日本初のBTXフォームファクター準拠のミニタワー型パソコンである。BTXではマザーボード上のコンポーネントレイアウトがATXと大きく異なり、冷却用エアフローを考慮して、CPUやチップセットといった高熱源が並んで配置される。ちなみに本機で使用されている冷却システム“EQ(Extended life Quiet operation)テクノロジー”は、米国で特許出願中とのこと。また既存のATXマザーボードは、タワー型パソコンの場合本体正面から見て右側に装着されているが、BTXでは反対に左側となる。そのため筐体の設計も変更される。CPUにPentium 4 550-3.4GHzを搭載し、PCI Express対応のチップセット、メインメモリーを1GB標準で搭載するという最新の仕様で固めているにも関わらず、小売価格が11万9800円と安価なのも魅力的だ。2層式DVD+R記録対応のDVD±RWドライブを内蔵するが、TV録画機能は搭載しない。
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日本市場向けデスクトップパソコン『Gateway705JP』。米国で販売されている7200シリーズを元にしているようだ |
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Gateway705JPの内部。グリーンのカバー前方の前面ファンから吸気し、CPUのヒートシンク(ファンレス)とチップセット冷やして、背面から排気される。風の流れは一直線 |
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Gateway705JPの主なスペック
| CPU |
Pentium 4 550-3.4GHz |
| チップセット |
Intel 915G |
| メモリー(最大) |
DDR SDRAM 1GB(4GB) |
| グラフィックス |
Intel 915G内蔵 |
| HDD |
シリアルATA 250GB |
| 光ディスクドライブ |
DVD±RW DL(DVD+R/DL 4倍速、DVD+R 16倍速、DVD-R 12倍速、DVD±RW 4倍速など) |
| スロット |
PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×3、メモリーカード用スロット(SD/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO/スマートメディア用×1、CF用×1) |
| 通信 |
10/100/1000BASE-T、V.92 56kbpsモデム |
| I/O |
USB 2.0×7、IEEE 1394×2、PS/2×2、シリアル、パラレルなど |
| OS |
Windows XP Home Edition SP2 |
| 付属ソフト |
Norton AntiVirus 2004(90日版)、CyberLink Power DVD、Roxio Easy CD & DVD Creator Basic DVD Editionなど |
| サイズ(W×D×H) |
203×444×427mm |
| 重量 |
約16.8kg |
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ノートパソコン2製品は、光ディスクドライブを内蔵した14〜15インチ液晶パネル搭載ノートとしては、比較的薄型のボディにデザインされている。『Gateway 3538JP』は、14.1インチのワイドXGA低反射TFT液晶パネルを搭載した、モバイル用途も意識したノートパソコンである。重量は約2.4kgと、14インチクラスの液晶パネルを搭載するノートとしては平均的。大きめのキーボードによる操作性の良さを強調している。CPUにはPentium M 725-1.6GHzを搭載し、バッテリ駆動時間は約5時間。価格は12万9800円。
“Gateway 4000JP”シリーズは、3538JPより一回り大きな15インチXGA液晶パネルを搭載するノートパソコンで、4機種がラインナップされている。上位機種の『Gateway 4534JP』の場合、CPUにはPentium M 725-1.6GHzを搭載し、光ディスクドライブにはDVD±RWドライブを内蔵する。重量は約2.5kgでバッテリ駆動時間は約4時間。価格は14万9800円(九十九電機ウェブサイトでの販売価格)となっている。
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14.1インチワイド液晶パネルを搭載するモバイル重視ノート『Gateway 3538JP』。米国では同じボディの製品をM210シリーズとして販売している |
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15インチXGA液晶パネルを搭載する“Gateway 4000JP”シリーズ。上新電機で販売されるモデルは、光沢液晶パネルを搭載する |
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4000シリーズの1機種である『Gateway 4010JP』(Celeron M 340搭載、上新電機で販売)と、他メーカーの同クラス製品との比較スライド |
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Gateway 3538JP/4543JPの主なスペック
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Gateway 3538JP |
Gateway 4534JP |
| CPU |
Pentium M 725-1.6GHz |
| チップセット |
Intel 855GM |
| メモリー(最大) |
DDR SDRAM 256MB(2GB) |
| 液晶 |
14.1インチWXGA |
15インチXGA |
| グラフィックス |
チップセット内蔵 |
| HDD |
60GB(ATA100) |
| 光ディスクドライブ |
DVD/CD-RWコンボ(DVD-ROM 8倍速、CD-R/RW 24倍速など) |
DVD±RW(DVD±R 8倍速、DVD±RW 4倍速など) |
| スロット |
PCカード(TypeII)、メモリーカード用スロット(SD/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO) |
| 通信 |
10/100BASE-TX、IEEE 802.11b/g、V.92 56kbpsモデム |
| I/O |
USB 2.0×3、IEEE 1394、外部ディスプレー端子など |
USB 2.0×4、IEEE 1394、外部ディスプレー端子など |
| OS |
Windows XP Home Edition SP2 |
| サイズ(W×D×H) |
330×246×32mm |
328×267×30mm |
| 重量 |
約2.4kg |
約2.5kg |
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なお会場では米国での販売されていない、スモールフォームファクターのデスクトップパソコン“Gateway600”シリーズも参考展示されていた。2005年初頭から日本での発売を予定しているという。また同社は米国では、Windows XP Media Center Editionを搭載するTV録画機能付きAVパソコンを販売しているが、同種の製品の日本での展開は現時点では未定である。
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2005年初頭に販売を予定される省スペースデスクトップパソコン“Gateway600”シリーズ。米国でも販売されていない製品だ |
(編集部 小西利明)
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